脳科学研究センター-脳研究の最前線

「脳を知る」「脳を守る」「脳を創る」「脳を育む」の異なる分野を統合しながら目標達成型の研究を統合的に進め、脳科学への理解を進行。

応用の時代に入った脳科学

脳は対象を選ばない二一世紀にはいり、 脳科学は応用の時代に入ったと言われています。 巷では多くの脳関係の書籍が出版され、 たくさんの情報に触れることができます。 書籍だけではありません。新聞、テレビの中でも、 脳という言葉を見ない日はありません。過去に置いてこれほど、 人々の関心が脳に向かっていた時代はないのではないかと思います 。まるでみんな最近になって、 自分の頭の中に脳があることに気がついたかのようです。
そのようなメディアで取り上げられる脳についてのトピックスは、 さまざまな内容があります。純粋な基礎研究に関するもの、 そこから派生した応用、 科学的には実証されていない民間信仰に近いものまでいろいろです 。
脳科学の面白いところは、 誰でも自分でそれを簡単に試してみることができることです。 例えば、「一日ニンジンを一本と、 ヨーグルトを100グラム食べると記憶力を高めることができます 」と言われれば(これには何の科学的根拠もありませんが)、 誰もが試してみようと思うわけです。 脳は誰もが持っているものなので、脳に関係した情報はある意味、 対象を選ばない、万人に共通のメッセージになるわけです。 ビジネスという視点から見ると、 非常に効率の良い分野別なのです。
「最近は物忘れが激しくて」、「 私の恋がうまくいかないのはなぜかしら」、「 なかなかダイエットが成功しない」など、 あらゆる悩みは脳で解決しようという流れには驚くばかりです。 このような流れというのは、 実際に脳科学者たちが行っている実験と乖離しているのかと言われ ると、そう一概に言えません。むしろ脳科学が進展するにつれ、 段々と私たちの現実世界に近い問題を取り扱うことができるように なり、科学者の使う言葉と、 日常使われる単語がオーバーラップしてきているといった印象を受 けます。

#東京大学

#脳科学

 

https://blogmura.com/ranking/in?p_cid=11203416